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バードランド クライオジェニック フレット NI-CR 217

バードランド クライオジェニック フレット NI-CR 217

SKU: 119-11-217

国産ニッケルフレットにクライオジェニック(CRYO)処理を施すことで耐摩耗性、耐腐食性を向上させ、ロングライフを目指したモデルです。

背が低く、幅も狭いフレットです。ビンテージタイプのフェンダーや'59年以前のギブソンにも使用されていたサイズに近いです。

フレットサイズ:65mm(長) × 2.0mm(幅) × 1.1mm(高)
1パッケージ:25本入り

クライオジェニック(CRYO)処理とは耐久性の求められる工業製品から宇宙開発に至るまで金属の耐久性を向上させる処理で、楽器業界でも以前から電装系パーツに採用されてきました。
弊社のCRYOは金属部分だけでなく皮膜部分にも過剰な負荷をかけない方法として従来の液体窒素ではなく窒素をガス状にして冷却を行うため、サーマルショックを極限まで抑えることに成功しております。

冷却ガスによる超低温域での処理によって原子間の摩擦が減少し分子のみならず原子レベルで凝縮が起こり、正しい配列へと再配列が起こりより上質な金属へと生まれ変わります。
また錆に対しても強くなる特性があります。

フレットワイヤーを製作する過程で金属加工のストレスが発生してしまいます。
そこでクライオジェニック(CRYO)処理を施し、ストレスを受けない状態にすることで耐久性の向上を実現しています。

金属疲労に強くなることは押弦時の"圧力"とチョーキング時の"摩擦"に対して求められる耐久性として有効的だと考えています。

これまでステンレス素材が有力とされてきましたが、加工面では素材の"硬い"特性上、加工する工具を傷めたり指板Rに合わせて適切にフレットを曲げるのが難しかったりと取り付けまでの苦労は計り知れません。
その点CRYOフレットは耐久性が向上し金属的に硬くなりつつもニッケル素材の優れた加工性を持ち合わせている為、従来のニッケルフレットに近しい感覚のまま作業が可能です。
サウンドに関しては素材の硬度が増す分、"立ち上がりの速さ"、"金属的"が強調されますがステンレスフレットに感じる"冷たさ"は少なく感じられると思います。

今までギターパーツとしてのCRYO処理は"音質の向上"に重きを置きポットやジャック、配線材などの"出音"に関わる製品にのみ行っておりました。
今回は音質という観点よりも工業製品(車の部品、工具、刃物など)が求める耐久性、耐腐食性、耐摩耗性の向上を実現するという目的で国産ニッケルフレットにクライオジェニック(CRYO)処理を施しました。

ただフレットというパーツはプレイヤーにとって"出音"、"弾き心地"に直結パーツでもありCRYOフレットに変えれが良い音になるという確証はございません。
従来のニッケルフレットやステンレスフレットとは異なる新たな選択肢として捉えていただければと思います。
 

※画像はサンプルです。モニターの発色の具合等により、実際の物と色味が異なる場合がございます。
予めご了承下さいませ。

    ¥2,860価格
    消費税込み
    在庫残り2点
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