Thomastik-Infeld BB-113 Jazz BeBop 13-53
おそらく本当の意味でジャズ専用のラウンドワウンド弦と呼ばれるものはこの弦だけではないでしょうか。
それはこのBeBopシリーズの秘密をよく観察してみればおのずとわかるでしょう。
まずはじめに、巻き弦の原料には非常に珍しい極細の素材がありえないほどの濃密さで芯線の周りに巻かれています。
Swing Seriesとは素材や弦の構造は類似していますが、極細のニッケルの巻き線が弦の耐久性と、フラットワウンド弦と比べいくらか明るめの上質なジャズトーンを創造します。
しばしばBebopを使用するプレイヤーの間で、「ピアノのような」澄み切った品質を持つ弦は他には無いだろうと語られているのは、良い音を作り出すことの研究に長年を費やし続けているThomastik社の弦だからこそとも言えるでしょう。
もしあなたが本当に極め細やかで上質なジャズトーンを欲するのであれば、一度試してみる価値は十分あります。そしてフラットワウンドとは違う新しい感動と出会えることでしょう。
-ゲージ-
1st(E) Plain Steel .013
2nd(B) Plain Steel .017
3rd(G) Nickel Round Wound .021
4th(D) Nickel Round Wound .030
5th(A) Nickel Round Wound .038
6th(E) Nickel Round Wound .053
-Thomastik-Infeld-
Thomastik-Infeld(トマスティック・インフェルト)社は、第一次世界大戦が終了した翌1919年に、「音楽の都」オーストリアのウィーンで、バイオリンの製作家Dr. Franz Thomastik(フランツ・トマスティック博士)と技術者のOtto Infeld(オットー・インフェルト)が共同開発して設立し、バイオリン族だけでなく、ギター弦の総合メーカーでもあります。
弦だけの振動は単に空気を切るブーンと言う音だけですが、その弦の振動が楽器本体を共鳴させて、その楽器固有の楽音を発生させています。
トマスティックはその総体的な関連を知悉しており、倍音の構成、イントネーションの完全性などを追求して、素材を深く研究・開発し、製造工程を完璧に整えて、最高品質のギター弦を提供するだけではなく、プロギタリストとの密接なコラボレーションが製品のコンセプトを確かなものにしています。
※画像はサンプルです。モニターの発色の具合等により、実際の物と色味が異なる場合がございます。
予めご了承下さいませ。